2007年にバーモンド州で創設されたホイッスルピッグ蒸溜所。
ライウイスキー好きの注目が集まるホイッスルピッグ。
ここではホイッスルピッグの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
ホイッスルピッグの歴史と蒸留所
ホイッスルピッグは2007年に設立された世界で最も多くの賞を獲得しているライ・ウイスキー ブランドで、「ライ・ウイスキーの良いところを大切に守り、無駄なものは排除し、より素晴らしいウイスキーのために革新を続ける」という理念を持って造られています。
2017年のサンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティションにて、
最優秀ウイスキー( Best in Show) の称号を獲得し、世界でも注目を集めるライウイスキーの一つです。
ホイッスルピッグの種類と味の特徴
ピギーバック100%ライ
100%ライ麦を使用したライウイスキーの6年熟成。96.56プルーフでボトリングされています。
香り:新鮮なシナモン、ブラックペッパーコーン、みかんとグレープフルーツの皮。
味わい:ココア、カルダモン、硬化革の風味で、パワフルにスパイシー。
フィニッシュ:ベーキングスパイス、バニラ、柑橘類のヒントで、素晴らしく長い。
ピギーバック100プルーフバーボン
6年熟成。100プルーフでボトリングされています。
香り:キャラメルコーン、オークノート。
味わい:クリーミーな舌触り。メープルとバニラ。
フィニッシュ:蜂蜜のヒントとハーブティー。
ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ·ライ
ライ·ウイスキー市場で最も熟成年数が長く複雑なウイスキーの代表格。
香り:オールスパイス、オレンジピール、アニス、オーク、チャー、キャラメル。
味わい:キャラメルとバニラのヒント、続いてライスパイスとミント。
容量700ml・アルコール度数50度
ホイッスルピッグ 12年 オールドワールド·ライ
アメリカンオークの新樽で12年熟成の後、オールドワールドのワイン樽で追加熟成(マディラワイン樽 63%、ソーテルヌワイン樽 30%、ポートワイン樽 7%)
香り:キャラメル、バニラ、ウィンターフルーツ。
味わい:ライ麦スパイス、アプリコット、プラム、レーズン、ナツメヤシ、蜂蜜。
フィニッシュ:ダークチョコレート、ウィンターフルーツ、キャラメル、バニラ。
容量750ml・アルコール度数43度
ホイッスルピッグ 15年 エステートオーク·ライ
サンフランシスコ ワールド スピリッツ コンペティション 2017年度最優秀ウイスキー(ベスト·ライ、ダブルゴールドも同時受賞)
香り:深くて豊か、キャラメル、バニラ、オーク、オールスパイスと焦げたオレンジの香り。
味わい:暖かく、豊かで、少しクリーミー。バタースコッチと革とタバコのヒント、ベーキングスパイス。
フィニッシュ:長くて豊かで、暖かい。
容量700ml・アルコール度数46度
ホイッスルピッグ 18年 ダブルモルト·ライ
79%のライ麦ベース、15%モルトライそして麦芽大麦の最後の6%。スペインのPXシェリーカスクでフィニッシュ。
香り:甘くて香り高い、トーストしたオーク、ベリー、ナツメグ。
味わい:エレガントでスパイシーでマイルド。フルーティーで、心地よいフローラル。バニラとオークのノート。
フィニッシュ:長く、清潔でスパイシーな仕上がり。
容量700ml・アルコール度数46度
ホイッスルピッグのおすすめの飲み方
ホイッスルピッグのおすすめの飲み方はストレートやロックがおすすめ。
またオフィシャルでも公開されていますが、ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ·ライはオールドファッションドのベースとしても最適のようです。
ホイッスルピッグの選び方とおすすめする方
普段バーボンをよく飲まれる方やキュロなどのライウイスキーが好きな方に非常におすすめできるボトルです。ライウイスキーの特徴を十二分に持ち、さらに10年・12年・15年と熟成年数や使用する熟成樽の違いで風味の違いを演出しています。
10年はスモールバッチでカスクストレングス、12年はワイン樽の個性、15年は単純に熟成感が全然違います。
えのき商店STAFFより
ライウイスキーファンの方でホイッスルピッグの日本流通を心待ちにしていた方も少なくはないと思います。それほどに完成され評価も非常に高いホイッスルピッグは是非飲んでみたいですよね。
ライウイスキーの中でもトップクラスの熟成感や濃厚で複雑な個性を楽しんでいただけるのではないかと思っています。
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