ベリーブラザーズ&ラッド社からリリースされているブレンデッドモルト「ブルーハンガー」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ブルーハンガーの特徴とキーモルト
ブルーハンガーのキーモルトは
- ブナハーブン(アイラ)
- クライヌリッシュ(ハイランド)
- グレンエルギン(スペイサイド)
- リンクウッド(スペイサイド)
上記をキーモルトとして造られるブレンデッドモルトウイスキーですので、モルトウイスキー以外は使われていません。
キーモルト1:ブナハーブンの特徴
芳醇で爽快な香り、スモーキーさも穏やか。軽い口当たりでフルーツやナッツを思わせる味わいの後、麦芽特有の甘味が広がる。豊かで心地よく、しっかりとしたコクのある後味。
おすすめ:ブナハーブン12年
キーモルト2:クライヌリッシュの特徴
ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。
おすすめ:クライヌリッシュ14年
キーモルト3:グレンエルギンの特徴
レンゲの蜂蜜のようなスッキリとした甘さ、甘酸っぱいオレンジの風味が特長。スムーズでメローな甘さが特徴、タンジェリン(ミカンの一種)のようなフルーティさ。スペイサイド特有の飲みやすい、フルーティで甘いシングルモルトです。
おすすめ:グレンエルギン 12年
キーモルト4:リンクウッドの特徴
麦芽っぽい中に新鮮なフルーツ香、ほのかに感じるバニラ香、軽いシガーとほのかな香水。ライトからミディアムで丸みのあるボディに滑らかな口当たり。全体的に甘く爽やかな酸味が特徴です。
おすすめ:リンクウッド 12年 花と動物シリーズ
ブルーハンガーのおすすめポイント
香りはホワイトと柑橘系の果物、ハニーナッツ、バニラ、マジパン、ピートスモーク。味わいは麦芽、少しのココアとモカの中にオークスパイス。オレンジの皮とリンゴ、黄金の大麦とスモーク。クリーミーで甘く、少しのスパイスと煙が特徴
ブルーハンガーからのおすすめ銘柄
ブルーハンガーを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同価格帯から考えると「ジョニーウォーカー18年」や「デュワーズ18年」かと思います。
そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『クライヌリッシュ』や「リンクウッド」がおすすめです。クライヌリッシュ14年は日本で非常に人気が高いオフィシャルボトル、リンクウッドならリンクウッド 12年 花と動物シリーズがおすすめですね。
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