コンパスボックス セレスチアルのキーモルトを知る

コンパスボックスからExtinct Blends Quartetシリーズ最後のボトル「セレスチアル」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

セレスチアルの特徴とキーモルト

セレスチアルのキーモルトは

  • グレンエルギン(スペイサイド)
  • オールドプルトニー(ハイランド)
  • アードベッグ(アイラ)
  • カリラ(アイラ)

上記4つの他にもあるとは思いますが、現在ファクトシートが見れない状態ですので、分かり次第追記致します。

❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。

キーモルト1:グレンエルギンの特徴

グレンエルギン 12年

レンゲの蜂蜜のようなスッキリとした甘さ、甘酸っぱいオレンジの風味が特長。スムーズでメローな甘さが特徴、タンジェリン(ミカンの一種)のようなフルーティさ。スペイサイド特有の飲みやすい、フルーティで甘いシングルモルトです。

おすすめ:グレンエルギン 12年

グレン エルギン 12年 43度 700ml

キーモルト2:オールドプルトニーの特徴

オールドプルトニー12年

香りは甘いリンゴやバニラ、洋梨の香り。シトラス。 ほのかなバタースコッチを伴う微かな木の香りに海の潮辛さ。味わいはほのかなバニラ、花の香りとかすかに残る潮風。バランスのとれた味わい。

おすすめ:オールドプルトニー12年

オールドプルトニー 12年 40度 700ml

キーモルト3:アードベッグの特徴

アードベッグ10年

甘いけどスモーキー。洋梨、綿飴のような甘い香りにオレンジピールや酒粕のようなフレーバーも。オイリーでほろ苦く、深いコクと柑橘。そしてヨード臭。口当たりは、最初少しぴりっとした刺激があり、その後重厚感が現れ甘美な味わい。

おすすめ:アードベッグ10年

アードベッグ 10年 46度 700ml

キーモルト4:カリラの特徴

カリラ12年

香りは柑橘系のフルーツとスモークそして微かにピートの香り。少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさが余韻で長く続きます。ストレートで飲むと思ったよりも甘みが強く、ハイボールで飲むとしっかりとピーティでスモーキー。

おすすめ:カリラ12年

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カリラ12年を飲んでみた感想

セレスチアルのおすすめポイント

ヘビー級のピートスモーク、ビーチでの焚き火から始まり、沿岸のスモークハウスまで続く重量感のあるピートスモークに遭遇します。その背後に生姜のような豊かさ、バニラ、焼きリンゴの香りがあります。味わいはドライでオークの風味があり、肉のようなスモーキーさが調理されたトロピカルフルーツに流れ込みます。

セレスチアルからのおすすめ銘柄

セレスチアルを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同社のブレンデッドであれば『フレイミングハート』がおすすめです。

フレイミングハートはしっかりとしたピート&スモークが特徴。

そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『グレンエルギン12年』か『オールドプルトニー12年』になりますね。

甘くフルーティなグレンエルギン、の塩っ気たっぷりのオールドプルトニーという感じで選べばいいでしょう。そしてスモーキーなウイスキーを選びたいなら「アードベッグ10年」がおすすめです。

 

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