いよいよ店舗に並びはじめた「デュワーズ12年」の新ラベルを購入しました。そこでデュワーズ12年の新旧ラベルのレビューと飲んでみて思った違いなどをまとめてみます。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
デュワーズ12年(新ラベル)の感想
今回新しくボトルチェンジでリリースされた新デュワーズ12年はボトルは透明になり若干スッキリとしていますね。
Xでのフォロワーさんのポストを見ると、多くの方が味わいの変更に関して投稿されていました。これはめちゃくちゃ興味があるぞという事で、直ぐに買いたかったのですが、近所のスーパーに並んだのが記事を書いている4月13日なんですよね。
バーテンダー支持No.1と言われるデュワーズ 12年の味わいをお伝えできればと思います。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
デュワーズオフィシャルのテイスティングノートを引用してご紹介致します。
香り:ハチミツとリンゴ、完熟桃、柑橘などのフルーツ、ほのかなスパイス感
味わい:フローラルかつ幾重にも重なる深い味わいでありながらなめらか
余韻:バニラとバタースコッチと長い余韻
引用元:ラインアップ|デュワーズ|バカルディ ジャパン株式会社【BACARDI JAPAN】
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
デュワーズ12年(新ラベル) ストレート
香りは甘い香りが強いですが、若干の柑橘フルーツの香りも奥にありますね。香りからは刺激はなくまろやかで優しい甘い香りが広がります。
口に含むと最初は甘味から入り徐々にビターな味わいに変化していきます。非常にスムースで口当たり良く飲みやすいですね。余韻にはまたバニラのような甘味とビターチョコのようなほんの少しの苦みが伸びていきます。
アルコール感は全く強くなく、ストレートで十分美味しいですね。これが2000円台なんですからコスパ良いですね。
デュワーズ12年(新ラベル) ロック
次にロックで飲んでみます。香りはストレート同様に甘いフルーツ香なんですが、若干閉じてしまったように思います。
冷やすと少しスパイシーさが目立ちますね。クローブのような刺激がします。
氷が溶けてくると、かなり甘味が立ってきますね。膨らむような甘味が前面に現れストレートで飲んだ時のビター感が逆に弱まりました。
デュワーズ12年(新ラベル) ハイボール
ハイボールにしてもかなり美味しいですね。スッキリとした味わいが最高です。
ふんわりとしたハチミツの甘さとフルーティさが感じられ、特にビターな余韻というわけでもなく、最初から最後まで爽快でありながらも甘味のあるハイボールだと感じました。
めちゃくちゃ飲みやすいですし、何にでも合わせやすい万人向けのハイボールですね。
デュワーズ 12年(旧ラベル)の感想
さて旧ラベルとなったデュワーズ 12年の色がついたボトルですが、ボトルデザインは新しい方が私は好きです。
切り替わりを終え、まだ少しは残ってるとは思いますが、簡単に入手は出来なくなってきている印象です。
公式テイスティングノート
12年以上熟成されたアバフェルディを中心とした40種類以上の原酒をブレンド。どこまでもなめらかな味わいで芳醇な香りが特徴的。少し贅沢なハイボールをお楽しみください。
香りはハチミツ、トフィーアップル、ファッジ、温かいバターのようでメロウ。味わいはジューシーな種無しブドウ、フレッシュなシトラスとわずかなバニラ、クリーン。余韻は樽のニュアンスと共に溶けたキャラメルのような長くなめらかな余韻。
引用元:ラインアップ|デュワーズ|バカルディ ジャパン株式会社【BACARDI JAPAN】
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
デュワーズ 12年(旧ラベル) ストレート
香りは蜂蜜のような甘い香りと少し酸味のあるリンゴ等のフルーツの香りがまずします。長く嗅いでいると甘酸っぱい香りの奥に若干のピート、硫黄のような香りを感じました。
口に含むと甘酸っぱいフルーティさとバニラ、そしてシトラスは凄く感じられます。ちょっと草っぽさもあるかな。余韻は確かにキャラメルのような濃くなめらかな甘味が続きますね。
やはり若干のアルコール刺激は感じるものの、甘みと酸味のバランスが良くストレートでも美味しく飲めますね。
デュワーズ 12年(旧ラベル) ロック
ロックにすると若干辛口になったような気がします。辛口というか少しキレがある味わいになったかな。ストレートで若干感じたスモーキーな部分が、冷やされることで感じやすくなった印象。
これはこれで悪くはないんですよね。美味しいです。
デュワーズ 12年(旧ラベル) ハイボール
ハイボールにするとシトラス感が増し余韻はビター。ただ甘味もしっかりとあり、炭酸で割ることでゴクゴク飲めますね。以前ホワイトラベルは物足りないと記事にしましたが、デュワーズ12年のハイボールはかなり美味しいです。
酸味のある甘さと爽快感、そしてキレのあるビター感が食中酒としても美味しく飲めました。
デュワーズ12年 新旧比較
滑らかで凄く飲みやすいデュワーズらしさはそのままという印象を受けました。
バーボン樽でダブルエイジングという事で、もっとバニラ感があるのかと思いましたが、普段スコッチもバーボンも飲む私としてはバニラっぽさよりもハチミツやフルーティな甘さを感じます。
ただ旧デュワーズ12年に比べると少しオーク感が増したような気もします。ひどくそこがまずくなったという事もなく、相変わらずの飲みやすさで常飲酒として活躍すると思います。
デュワーズ 12年 個人的評価
デュワーズといえば8年熟成のカスクシリーズが人気ですが、私は15年までのラインナップの中では12年が一番好きかもしれません。
価格に対しての美味しさが素晴らしいですよね。競合にジョニーウォーカーやホワイトホース、バランタイン、シーバスリーガルなどがありますが、2000円台で購入出来るので、このあたりを常飲酒としてローテーションさせるといいですよね。
おすすめの飲み方
おすすめの飲み方はハイボールで、夕食を食べながらのハイボールの安定感は抜群です。
非常に飲みやすいのでペアリングを特に意識せずとも、ある程度は何でも合わせられるというのもデュワーズの強みではないでしょうか。
おすすめカクテル
デュワーズ12年を使っておすすめするカクテルは「ゴッドハイボール」です。
アマレットが必要になりますが、デュワーズ12年とアマレットを3:1で割り、そこに更に1:3になるように炭酸水を注いで、軽くステアするだけです。
アマレットの杏仁豆腐のような香りと、奥からデュワーズのバニラ香やフルーティさが心地よく味わえますね。
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