スペイサイドの中でも特にデリケート、フルーティで繊細な味わいと評価されるノッカンドゥ。ノッカンドゥの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
ノッカンドゥの歴史と蒸留所
1898年創業。ゲール語で「小さな黒い丘」という意味のノッカンドゥ蒸留所はスペイ川を見下ろす美しい丘の上に建っています。
昔からブレンデッドの主要モルトとして使われて来ましたが、シングルモルトとして1970〜80年代に注力し各国に輸出されてきました。
ノッカンドゥの大きな特徴はボトルに蒸留年が明記され、熟成が完了したウイスキーのみボトリングされています。
ノッカンドゥの種類と味の特徴
ノッカンドゥ 12年
スムーズではありますが、花のような香り、ナッツのような香り、そしてかすかなスモーキーさが何層にもなって複雑に絡み合います。
香りはフルーティ、フローラルな香り。灰、かすかに湿ったリネンの香り。味わいはライトな飲み口、心地良い甘さが口の中に広がります。
容量700ml・アルコール度数43度
ノッカンドゥ 18年 スローマチュアード
香りは蜂蜜、梨、レーズン、バニラ、若干のオレンジのような柑橘。微かに黒糖の香ばしい甘さ。味わいはシェリーとオークのヒントとモルティな風味。甘さが強く砂糖をまぶしたアーモンドのような香ばしさも。余韻にはダークチョコやオレンジピールが長く続きます。
容量700ml・アルコール度数43度
ノッカンドゥ 21年 マスターリザーブ
ノッカンドゥ マスターリザーブは、ゆっくりと静かに熟成された、年代物のオーク樽のみから慎重に選ばれております。
その結果、類まれなる深みやなめらかさ、豊かなフルーツのアロマと繊細なオークのフレーバーがバランスし、長くクリーミィなフィニッシュを伴うシングルモルトとなりました。
容量700ml・アルコール度数43度
ノッカンドゥのおすすめの飲み方
ノッカンドゥ12年はストレート・トワイスアップ・ロックで飲むならその甘さとナッツや果実のニュアンス、ドライでスッキリした余韻を考えると食前酒向きですが、ハイボールや水割りでも美味しいので、その場合は食中酒としても活躍します。
ノッカンドゥ 21年はその深さ、滑らかさに長く余韻が残るのを考えると、ストレートやトワイスアップで食後に楽しみたい。
ノッカンドゥの選び方
価格的にもノッカンドゥ12年は非常にコスパの良い印象です。シングルモルト初心者の方や甘めのモルトが好きな方におすすめです。ノッカンドゥ12年を飲んでみてもっとじっくりと味わってみたい方はノッカンドゥ21年を飲んでみましょう。
えのき商店STAFFより
女性におすすめするシングルモルトの上位としてノッカンドゥ12年はおすすめです。甘くドライな風味はしつこくなくハイボールにしてもスッキリと楽しめます。
また価格帯もグレンフィディックやザ・グレンリベットと同価格帯であるので、ウイスキー入門用としてもオススメできます。
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